centos:kickstart:note3
目次
Building a custom CentOS 6 kickstart disc, part 3
- この時点で、RPMは準備できたのでkickstartを実行するためにディスクイメージににビルドする必要があります。
Create the repository
- リポジトリを作成するためにcreaterepoをインストールします。
- ~/kickstart_build/all_rpmsに全てのRPMをコピーした場合、以下を実行します。
cd ~/kickstart_build/all_rpms rpm -Uvh createrepo*rpm deltarpm*rpm python-deltarpm*rpm
- インストールディスクのためにrepodataをビルドする必要があります。
- これらのファイルは、使用できるパッケージに関するインストーラの情報を提供します。
- ビルドマシンでCentOSディスク1から~/kickstart_buildへrepodata/comps.xmlファイルが既にコピーされています。
- リボジトリをビルドするためにcreaterepoを使います
cd ~/kickstart_build/isolinux declare -x discinfo=`head -1 .discinfo` createrepo -u "media://$discinfo" -g ~/kickstart_build/comps.xml .
- これで ~/kickstart_build/isolinuxの下にリポジトリデータファイルとともにrepodataディレクトリが作成されます。
Build the ISO
- CDに焼くことができるISOイメージをビルドする準備ができました
cd ~/kickstart_build mkisofs -o custom.iso -b isolinux.bin -c boot.cat -no-emul-boot \ -boot-load-size 4 -boot-info-table -R -J -v -T isolinux/ /usr/lib/anaconda-runtime/implantisomd5 custom.iso
- custom.isoにISOイメージができるはずです。
/usr/lib/anaconda-runtime/implantisomd5がない場合は、以下のようにインストールする。
yum install anaconda-runtime
この場合、使い方は以下のようになる。
implantisomd5 custom.iso
Testing the ISO
- CDに焼いて物理的にインストールして時間を費やすより、VirtualBoxのような仮想マシンを使ってISOをテストすることができます。
- システムがブートするときに、通常CentOSのプロンプトがでます。カウントダウンが終わる前に、ESCを押して以下を入力します。
linux ks=cdrom:/ks/ks.cfg
- kickstart設定ファイルを別の名前にした場合は、ks.cfgを置き換えてください。
- インストールは自動的に進むはずです。
- この時点で、カスタムkickstartディスクは完成です。本当にkickstartを活用するためには環境に合わせたインストール後のスクリプトが必要不可欠です。次の記事でそこをカバーします。
centos/kickstart/note3.txt · 最終更新: 2023/06/10 09:13 by 127.0.0.1