====== Building a custom CentOS 6 kickstart disc, part 3 ======
http://smorgasbork.com/component/content/article/35-linux/130-building-a-custom-centos-6-kickstart-disc-part-3
- この時点で、RPMは準備できたのでkickstartを実行するためにディスクイメージににビルドする必要があります。
===== Create the repository =====
- リポジトリを作成するためにcreaterepoをインストールします。
- ~/kickstart_build/all_rpmsに全てのRPMをコピーした場合、以下を実行します。
cd ~/kickstart_build/all_rpms
rpm -Uvh createrepo*rpm deltarpm*rpm python-deltarpm*rpm
- インストールディスクのためにrepodataをビルドする必要があります。
- これらのファイルは、使用できるパッケージに関するインストーラの情報を提供します。
- ビルドマシンでCentOSディスク1から~/kickstart_buildへrepodata/comps.xmlファイルが既にコピーされています。
- リボジトリをビルドするためにcreaterepoを使います
cd ~/kickstart_build/isolinux
declare -x discinfo=`head -1 .discinfo`
createrepo -u "media://$discinfo" -g ~/kickstart_build/comps.xml .
- これで ~/kickstart_build/isolinuxの下にリポジトリデータファイルとともにrepodataディレクトリが作成されます。
===== Build the ISO =====
- CDに焼くことができるISOイメージをビルドする準備ができました
cd ~/kickstart_build
mkisofs -o custom.iso -b isolinux.bin -c boot.cat -no-emul-boot \
-boot-load-size 4 -boot-info-table -R -J -v -T isolinux/
/usr/lib/anaconda-runtime/implantisomd5 custom.iso
- custom.isoにISOイメージができるはずです。
/usr/lib/anaconda-runtime/implantisomd5がない場合は、以下のようにインストールする。
yum install anaconda-runtime
この場合、使い方は以下のようになる。
implantisomd5 custom.iso
===== Testing the ISO =====
- CDに焼いて物理的にインストールして時間を費やすより、VirtualBoxのような仮想マシンを使ってISOをテストすることができます。
- システムがブートするときに、通常CentOSのプロンプトがでます。カウントダウンが終わる前に、ESCを押して以下を入力します。
linux ks=cdrom:/ks/ks.cfg
- kickstart設定ファイルを別の名前にした場合は、ks.cfgを置き換えてください。
- インストールは自動的に進むはずです。
- この時点で、カスタムkickstartディスクは完成です。本当にkickstartを活用するためには環境に合わせたインストール後のスクリプトが必要不可欠です。[[centos:kickstart:note4|次の記事でそこをカバーします。]]